自然野菜|岡山の無肥料・無農薬 自然栽培「ゆい畑」











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旬の野菜 ゆい畑の思い 栽培の基準 無肥料栽培 販売について ゆい村物語
 
目次

栽培基準
 1.無農薬・無肥料
 2.固定種、在来種のたねを使用
 3.すべて手作業
 4.バイオダイナミック農法

 

自然野菜の堆肥

 

  ゆい畑の栽培基準

 
1.無農薬・無肥料

化学的な物質を畑に施すと、自然界を形成する草や生きもの生命力が低下します。そして時間とともに生態連鎖が鈍り又は途切れ、畑の地力も損なわれてゆきます。
有機肥料であれ畑に施すことは、その畑に適した環境(化学的な微量要素)が他の環境を受け入れざる負えなくなり、その畑の成分バランスが崩れます。すると自然界の原理では異物を排除する作用が発生します。そうしてそのアンバランスを整えるために畑は病気や虫で元の環境に戻そうとし、そのストレスが畑が疲弊させるのです。
そのために「ゆい畑」では農薬や肥料を一切使用しておりません。

 

 

2.固定種、在来種のたねを使用

固定種とは自然淘汰や人の選抜を繰り返しながら優性の性質を受け継ぐ種子のことで、在来種はそれらが地域で代々受け継がれた種子ということになります。
現在主流となろうとしている「F1」種は、異なる固定種を交配すると「優劣の法則」で発芽や成長が揃い、同じ時期に収穫できて同じ大きさの野菜ができますが、正常な交配能力が失われます。また、F1は固定種に比べて味も劣ります。
一方、固定種の種は、不揃いですが野菜本来の独特な味わいがあり、永続栽培が可能であることが特徴です。

 

 

3.すべて手作業

機械を使用しないことは、人間の動きを無理に機械にを合わせる必要もなく、自分のペースで鍬を振り下ろすことが出来て、格段に自由度が勝ります。また化石燃料を掘出し使用することは、精製・輸送の過程、稼働時の排気ガス等で自然環境を汚すことになります。更に気づかないところで多くの生き物を傷つけています。鍬や鎌であれば農作業中にミミズや昆虫が畝の上を歩いています。
鍬・鎌・鋏など昔ながらの農具を使うことにより、丁寧に野菜の手入れができます。そして機械の雑音がまったく無いために一息つくたびに鳥や風の声を多く聞くことができるのです。先人たちは、この感覚をもって農作業を行い暦や言い伝えにより天候を予測しながら農作業に励んだ姿が想像されます。
その感覚をもってこそ、野菜たちが求めていることを知ることができるのです。

 

 

4.バイオダイナミック農法

野菜の発育に影響を与えるのは、土の栄養や太陽からの光合成だけではありません。月・惑星・星座からも影響を受けます。
と言いますと、スピリチャアルなイメージを持てれるかもしれません。かつて農薬や化学肥料が無い時代、家畜を飼うと言うことを知らなかった時代、どのように農耕を営んでいたのでしょうか?どの時期にどうすれば作物が育つかを自然現象から知るしかありません。そうすると季節変化や月を見て判断することになります。占星術、陰陽五行のように先人たちの経験に基づく統計の集大成に類似するものを農事に利用したと思われます。その名残が旧暦や二十四節気なのでしょう。
バイオダイナミック農法は、月のみならず惑星や星座の配置等から「葉菜」「根菜」「果菜」毎に優位に働く時期を記録したカレンダーに従って農作業を行うことで、野菜の成長力を引き出す手法です。


 

 
 

  自然野菜の堆肥

 

ゆい畑には「畑に肥料を入れて作物を育てる」考えがありません。
「肥料がないと野菜が育たないでしょ」と言われますが、ゆい畑としては何を根拠に?一般常識?となります。多様な草が生える土地では、肥料が無くとも作物は育ちます。実際そのような土地に野菜の種を植えてみましたができています。
ただ、土質によってはミミズなどの生物が少なく乾燥すると土が固くなり易く、表面が絞まって水分が浸透しにくいことがあります。ですので初めは小まめな土寄せのような土ほぐしをする必要があり、敷草で土表面を保護してあげる必要もあるのです。
そこで肥料ではない土壌環境を調える意味での堆肥?つまり「植物性堆積物」を種まきの際に混ぜてあげると固く絞まる土の分解プロセスが促進されます。勿論その中にはミミズや小生物、微生物が含まれていますよ。
ゆい畑では、「1.無農薬・無肥料」で説明させてもらったように「異物」を畑に入れないよう畑周辺の雑草(多種多様な草)と畑の野菜から出た残菜のみに限って堆積させ、植物性堆積物がいつの間にか出来上がり、その堆積下の腐草土を場合によって使うことがあります。

 

 

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