自然野菜|岡山の無肥料・無農薬 自然栽培「ゆい畑」











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  「ゆい畑」の思い

ゆい」は、沖縄の方言「ゆいまーる」から引用しています。「ゆいまーる」は、「ゆい」「廻る」が合わさった言葉で、島人の意識の中の強い繋がりを意味する言葉です。

昔、先島諸島(八重山・宮古)では、過酷な人頭税によって日中は人頭税のための労働、家事は夜に行いました。人頭税を払えないために人減らし(人の間引き)が行われた歴史があります。そのような過酷な歴史を経てきている島人の「ゆい」は半端なものではありませんでした。
昔、沖縄でサトウキビの農家を「ゆい」で手伝った経験もあります。皆ですると出来ないことも可能になる。必要不可欠な農業共同作業であることをその体験から知りました。

現代農業においては「ゆい」がなくなり、現金収入を得るための農業となっていますが、農業の持続可能性はなく、収益性とその苦労から考えると担い手(若者)の流出は避けられず、土の有機質低下、機械・資材の購入費用負担の増加など、どのように足掻いても農業の永続性は時間の問題であり見えません。
土地を痩せさせないために「化学資材を減らす」、採算の悪化を防ぐために「最小限の機械利用に留める」などすると、その人手不足を何で補うか?となるでしょう。
お互いがお互いに不足を補い循環し、物事を無事に行う方法、それはやはり「ゆい」になるのではないでしょうか。

直接的な農作業のみならず、販売、お裾分け、物々交換、意識的な繋がり、安心感、どのような形であれお互いが助け合い、心が安らぐような一助になればと考えて「ゆい畑」と名付けております。




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