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  ミミズの居る条件



良い土とはどのような土ですか?
と聞かれて、おそらく「ミミズがいるような、ふかふかの土」と答える方が多いのではないでしょうか。
でも、ミミズは「ふかふかの土」にいるとは限りません。僕が見る限り、粘土質の固い土の下にいたり、小石雑じりの土の下や草の根元にもいます。つまり、良い土になってればミミズがいる訳でないようです。

そこでミミズの役割ですが、団粒構造の土をつくるのがミミズといった漠然としていて、根拠が有るのか無いのか分からないイメージにとらわれずに考えてみましょう。「ふかふかの土」にいるミミズは結果として、そこにいるわけで、そのプロセスを人間は見ていないのです。そこが分からないと良い畑を作ることができませんし、百姓はそのプロセスこそ大切で知らないと土を語ることができないでしょう。

草を敷いた下側の土は湿っていて表面が柔らかく小さな穴が無数に開いています。つまり、ここにミミズやその他の小生物や微生物が住んでいます。一方で耕して敷き草を敷かない畑は土が乾燥して固くなり表面に穴が見当たらず生き物感がありません。と言うことは、畑を耕して草が無くなると土は固くなり生き物が少なくなって、地力がやせてゆくことに気づきます。また、機械で畑を耕すことでミミズをはじめとする、多くの生物が死んでいるのです。

では、どうすればミミズがたくさんいて「ふかふかの土」になるのか?です。
先に述べた畑に良いと思われることを行えばよいのです。

・土はあまり耕さない
・必ず耕した土の上に敷草を敷く
・機械を使わない

要するに答えは簡単、人間が余計なことをしなければ土は良くなるのです。しかし、生活に必要な野菜を食べたいので上記のことを理解した上で「作物を作らせてもらう」その姿勢がミミズと共存でき、畑と永続的にお付き合いできると言うことなのです。



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