自然野菜|岡山の無肥料・無農薬 自然栽培「ゆい畑」











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  太陽・月の運行と農事暦

Biodynamic coursae

種まきカレンダーより抜粋
 

「太陽が黄道の上の星座の前を移動してゆくとき、私たちはそれを「季節」の影響として体験している。うお座にいる太陽は、北半球に春をもたらし、おひつじ座にあってはその熱で発芽を促し、おうし座、ふたご座、かに座では、根の発達と葉の繁茂を促して花への変態を用意し、8月から9月にかけて種子形成を促すしし座へとやってくる。すべての植物は、十二の星座を巡ってゆく太陽の影響に従ってその植物の本性を発揮し、生長し、稔り、枯れてゆく。このようにみずがめ座にある太陽は、おひつじ座やしし座の太陽、あるいはさそり座ややぎ座にある太陽とは、異なった働きをしていると考えることができる。したがって農業においても、作物ごとに、その地方の「作期」として知られている時期を逃さずに栽培することは、農作業を進める上での、第一の基本である。

月が白道に沿って運行するとき、どの星座の前に位置しているかが次に重要な問題になる。人間が土壌や作物に対して働きかけとき、人間は、その時に月が位置している星座のエレメントを、土壌や作物に仲介しているからである。たとえばおひつじ座やいて座に月があるときに行う農作業は、その熱の作用を介して「実」の稔りを促す。この暦では、月が熱のエレメントの星座の前にある時を「実の日」、光のエレメントの星座の前にある時を「花の日」、水のエレメントの星座の前にある時を「葉の日」、土のエレメントの星座の前にある時を「根の日」と呼んでいる。

星座の作用は、ミツバチの群れにも、一定の影響を及ぼす。作物研究、ミツバチの手入れ、気象観測に際してマリア・トゥ―ンらが明らかにした法則性をまとめると、下の表のようになる。」

 
月が入る星座 エレメント 稔り器官 局地気候 ミツバチ
うお座 湿気が多/雨 蜜で保育
おひつじ座 暖かい/熱い 花蜜集め
おうし座 涼しい/寒い 蜂房構築
ふたご座 風/明るい 花粉集め
かに座 湿気が多/雨 蜜で保育
しし座 実/種子 暖かい/熱い 花蜜集め
おとめ座 涼しい/寒い 蜂房構築
てんびん座 風/明るい 花粉集め
さそり座 湿気が多/雨 蜜で保育
いて座 暖かい/熱い 花蜜集め
やぎ座 涼しい/寒い 蜂房構築
みずがめ座 風/明るい 花粉集め
 

「月は、その表にあるような順序に並んでいる星座帯を、その星座の大小に従って2日から4日かけて通過し、約27日で十二星座を一周する。恒星を基準にするこの周期を「恒星月」という。
さて、表のエレメントの欄を上から下へと辿ってみるとわかるように、そこには4つのエレメントが、同じ順序で、三回、並んでいる。したがって十二星座に沿った白道(月の軌道)を約27日で一周する間に、月は、どのエレメントの星座とも、三回ずつ出会うことになる。つまり平均すると、約9日ごとのリズムで、同一エレメントの日がやって来ることになる。ほぼ一か月の間に三回巡ってくるこのリズムは「三角リズム」と呼ばれ、作物の手入れや、バイオダイナミック農法で使われる牛角シリカ調剤の散布などに利用されている。」




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