3.すべて手作業
機械を使用しないことは、人間の動きを無理に機械にを合わせる必要もなく、自分のペースで鍬を振り下ろすことが出来て、格段に自由度が勝ります。また化石燃料を掘出し使用することは、精製・輸送の過程、稼働時の排気ガス等で自然環境を汚すことになります。更に気づかないところで多くの生き物を傷つけています。鍬や鎌であれば農作業中にミミズや昆虫が畝の上を歩いています。 鍬・鎌・鋏など昔ながらの農具を使うことにより、丁寧に野菜の手入れができます。そして機械の雑音がまったく無いために一息つくたびに鳥や風の声を多く聞くことができるのです。先人たちは、この感覚をもって農作業を行い暦や言い伝えにより天候を予測しながら農作業に励んだ姿が想像されます。 その感覚をもってこそ、野菜たちが求めていることを知ることができるのです。
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