種まきカレンダーより抜粋
「獣帯とは黄道(天球上の太陽の通り道)に添った星座帯であって、そこに十二の星座がある。この獣帯上の十二星座は、天球上での実際の大きさに従って、上図のように区分されている。太陽はこの獣帯上を、一年かけて一周する。また月や他の惑星もすべて、十二星座の前を通って運行している。なお天球上の月の軌道は白道と呼ばれている。
かつて太陽も月も惑星と考えられていたが、この二つの星の性質が地球にとって特別なものであることは、当然、当時にもよく知られていた。(精神科学は、宇宙進化の一定の時期に太陽が恒星に「進化」したことを明らかにしている。)ここでは古典的な方法に従って、太陽も月も惑星として扱うことにする。
獣帯の十二星座や各惑星は、それぞれ、一定の傾向の性質を帯びている。それらを古典的な分け方に従って、地(土)、水、火(熱)、風(光)の4種類の「エレメント」に分けてみると、下表のようになる。一方、作物も、その作物が特に発達させる傾向にある「稔り器官」が、実・種子、花、葉、根のどの部分であるかによって、4種類に分けることができる(たとえばイチゴは実を、ニンジンは根を特に発達させる)。実や種子は熱のエレメントと花は光のエレメントと、葉は水のエレメントと、根は土のエレメントと、それぞれ関係が深い。4つのエレメントごとに、稔り器官、獣帯星座、惑星を整理すると、次のとおりである。」
エレメント |
稔り器官 |
獣帯星座 |
惑星 |
熱 |
実(種子) |
おひつじ座 しし座(種子) いて座 |
水星 土星 冥王星 |
光 |
花 |
ふたご座 てんびん座 みずがめ座 |
金星 木星 天王星 |
水 |
葉 |
うお座 かに座 さそり座 |
月 火星 海王星 |
土 |
根 |
おうし座 おとめ座 やぎ座 |
太陽 地球 リンガル |
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