10メートル先の谷から、近くの池に、カエルさんが 移住してきました。
池に行くと泳いで来て、こちらに歩み寄って来てくれます。
子ども達が、カエルのことを「カエルさん」と敬愛を込めて呼ぶのは、同じ地球上の生き物としてあたりまえのことなんでしょう。
カエルさんは、いつも池近くの草の中に身をおいて、獲物を待ち構えているのですが、最近見当たりません。かわりに、ツチガエルさんが同じ池に住み始めました。
このツチガエルの写真を撮ろうとしたら、こちらに向かってきます。「あらら」と思って、よく見ると虫を「パクッ」と食べてしまいました。食べることが優先なのですね。
ヘビさんが池の方に逃げていきます。
もしかして、先に居たカエルさん「ヘビに食べられちゃったかな...」
数日後、カエルさんが以前居たあたりの草取りをしている時でした。
カエルさんが飛び跳ねて逃げていくではありませんか。「なーんだ元住んでいた場所に帰ってたんだー」と思い、何となく安心感にひたっていると、カエルさんは隣の防火水槽の中(2m×3m)に逃げていきました。
水かさが少し低くなっていたので、飛び込んだ防火水槽のふちに飛び乗ることが出来なくて、飛んでは落ち、飛んでは落ちを繰り返していました。
元のカエルさんなのか確認しよう思った瞬間、水面に赤白の魚の口が現れて、カエルさんを「パクッ」...
普通サイズのカエルさんだったので、それがあの魚の口で飲み込めるとは...
隣のおばさんに「ここにコイか、なにかいる?」と聞くと「隣のおじさんが、昔ここで鯉を飼っていたが...」と言いました。
おばさんに状況を話すと「コイがカエルを食べたか、ハ.ハ.ハ.」と言って立ち去った。
あっけなく食べられたカエルさん、痛かったのか、苦しかったのかもわからず、あっけなく弱肉強食か?
自然の摂理、自然界ではあたりまえの光景なんだろうか。
居ましたーー!
コイに食べられたかと思っていた違うカエルだったようで、前よりひと回り大きくなったみたいでお腹もポンポンです。
カエルさんが虫を食べる瞬間の行動を見たことがありますか?
表現が悪いかもしれませんが「チャラい」お兄さんが、素敵な女性を見て「オッ!」と体を反らして見るのとそっくりな姿勢で、カエルさんは獲物に近づいていき「パクッ!」 「チャラい」お兄さんの行動は、とても自然的で正しいのではないでしょうか?!
田植えの手伝いの途中、見てしまいました・・・カエルがヘビに食べられている現場を...
何かの動物が「ガーガー」言っています。
ガチョウとか鳴いているかと思いきやここは山の中、フッと見るとヘビが頭より大きな口でカエルをくわえ、頭を持ち上げながら藪の方に向かっています。カエルさんの声が「ギャーギャー」みたいな声から「ウゲ―ウゲ―」「ウギーウギー」「ウグー」「ウググ」「ウグゥゥ―」...と声が小さく遠のいていきます。
すでにヘビの姿はなく、カエルの声も途絶えました。
何と一瞬のスキが...これが自然界の現実なのか...
|