自然野菜|岡山の無肥料・無農薬 自然栽培「ゆい畑」











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  野菜畑で耕運機を使わないということ

   
 

ゆい畑では、耕運機を使いません。使わないと言いますか畑の開墾の段階で使わずに鍬で耕していたら耕運機がいらなかった。というだけです。
まず野菜を作るとしたら、耕運機と草刈り機と〇〇がいると思うでしょう。
例えば一人暮らしをするとしたら、冷蔵庫と炊飯器、電子レンジに湯沸しポットなんて思うでしょう。すべて「こうあるべき」だから必要、だから要るという、思考停止状態 かもしれません。これらの「あたりまえ」、「社会通念上」、「常識でしょ」、「普通は・・・」は、何を根拠に言っているのでしょう?
しかし、物が手に入らなくて困った時、人は考えます。そこです!

だいぶ話がそれてしましましたが、耕運機を使わないデメリットは、体が「キツイ」ため作付け面積が確保できない(=利益をあげられない)ということでしょう。しかし、メリットの方が多いんですよ。

鍬で畑を耕すと体と畑が喜びます。実際、鍬を振ると体調が良くなります。
合間合間に周囲の鳥や動物たちの声が聞こえます。
耕運機の都合(旋回範囲や段差、狭い通路)は、関係ありません。
燃料を使わないので地球環境を汚しませんし、お金もかかりません。
耕運機の原価償却費を考える必要がありません。
耕運機のメンテナンスにかかる費用や時間の必要ありません。
耕運時に機械で作物を傷めることもありません。

つまり、鍬一本もって畑に行けばよいのです。

「そうは言ってもー」と思っているでしょう。
確かに初めに畑を鍬で耕起する段階は、手にまめができますがすぐに慣れます。明日、畑の作業が出来ないほどではありません。それでも大変だと思われるのなら一年間かけて耕起すればよいのです。急ぐから大変になるのです。耕運機の購入にかかる費用を得るのに必要な時間を、畑の耕起にあてればいいでしょう。

また、広い視野でかつ、農家の立場で見ると、効率よく大量に作物ができれば良いようにおもいますが、市場原理では農作物の価格が安くなります。その安くなった価格であらゆる経費がペイできるでしょうか?結局、永続的な農業を考えず目先の利益のために大規模に農業を行う農家に対して、中規模以下の農家の今のやり方は時間ともに衰退していくロジックなのです。

また話がそれました。鍬で耕起して畑の畝ができたら後は、種まきの前に軽く耕して表面だけ種の芽が出やすいように砕いてあげれば、それ以上の耕運は必要ありません。僕は、その方法で畑をしていますが、ちゃんと発芽すし発育も順調です。むしろ耕さない方が土はふかふかになります。

したがって「耕運機なくとも畑はできます」。少し体力は要りますが...



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